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ー外壁塗装の下塗りは大切?施工時に知っておきたいポイントー

外壁塗装にはさまざまな工程がありますが、「下塗り」と呼ばれる重要な工程があることをご存じでしょうか。

 

建物の美観を保つだけでなく、耐久性を向上させるためには、なくてはならない作業です。この記事では外壁塗装の下塗りに注目し、施工時に知っておきたいポイントを紹介します。

 

外壁塗装の施工の流れとは

外壁塗装の塗装における施工には、主に3つの流れがあります。この章では施工の流れを中心に、下塗りの役割と重要性について詳しく解説します。

 

下塗り

外壁塗装は主に新築時と補修時に行われる工事です。新築時には真新しい外壁材に塗装を行いますが、築年数の経過によって塗装が傷んだ場合には補修としての塗装工事を行う必要があります。

 

いずれの場合であっても下塗りは非常に重要な工程です。外壁塗装の塗料の発色を良くし、長持ちさせるためには基礎部分となる下塗りが欠かせません。

 

下塗りは塗装を接着させる効果もあるほか、既存の外壁の凹凸部分をなだらかにする効果もあり、補修時の塗装工事であっても欠かせない工程です。

 

中塗り

下塗りが完了すると、中塗りという工程が発生します。

 

一定期間下塗りを乾かしたうえで行われる工事です。施工不良を避けるためにも乾かす作業は欠かせません。中塗りは塗装の中で厚みを作る効果があり、下塗りをカバーする役目もあります。

 

上塗り

仕上げの塗装の工程が上塗りです。上塗りは建物の美観を最後に仕上げる工程であり、補修前にあったひび割れなどもすっきりと綺麗な状態へと変化します。

 

工程は塗料によって異なる

下塗りから上塗りまでの工程を簡潔に解説しました。実際の工程は、乾かす時間などが塗料ごとに異なっています。また、下塗りの前には足場の設置や外壁の高圧洗浄などが行われています。

 

外壁塗装工事は一般的な一戸建ての住まいで、約10日間程度の期間を要しますが塗装を乾かす時間があるため、作業を中断する日もあります。

 

なぜ外壁塗装は複数回に分けて塗料を塗るのか

では、なぜ外壁塗装の工事では塗料を複数回に分けて塗装しているのでしょうか。この章では塗装工程の視点から下塗りの重要性にも触れます。

 

防水性向上

外壁塗装の主要な目的の1つは建物を雨水や湿気から守ることです。

 

経年劣化した外壁塗装は、雨や湿気の影響からカビなどの汚れが起きやすくなります。その原因は、塗料にあったはずの「防水性」が低下していくためです。

 

この状態を放置しておくと、外壁を経由して建物へ雨漏りを引き起こす可能性があります。

 

しかし、複数回に分けて塗料の膜を作っておくと、防水機能は強化されます。経年劣化が進行してもすぐに大規模な雨漏りに至るおそれはありません。

 

塗料の密着性と耐久性の向上

下塗りは、新しい塗料が古い塗料や下地にしっかりと密着するのを助けます。

 

外壁に古い塗料や汚れが残っている場合、下塗り工程で整え、中塗りや上塗りに備えるのです。新しい塗料の密着性を向上させる効果があります。密着性が高まることで、塗料の劣化や剥がれを防ぐ効果もあります。

 

下塗りにはどのような種類がある?

外壁塗装にはさまざまな下塗りの種類があります。下塗りの種類を正しく選択することは、外壁塗装の成功に必要不可欠です。

 

シーラーとは

下塗りにはシーラーと呼ばれる種類があります。シーラーはそのあとに行われる塗装を密着させる効果があるものです。

 

また、発色の良い上塗りの塗料が、外壁材本体やその内側の建材に浸透してしまうことを、ブロックする効果があります。シーラーがないと、上塗りの塗料が大きな影響を建物に及ぼす可能性があるため注意が必要です。

 

油性や水性のシーラーがあるため、外壁材の種類を適切に見極めながら塗装を進めます。

 

フィラーとは

下塗りの種類におけるフィラーとは、外壁塗装にすでに凹凸などのダメージ症状がある場合に使う塗装です。

 

中塗りや上塗りをきれいに仕上げるために、現在の塗装を整えるイメージで使用します。シーラーと類似した使い方ですが別製品ではあるため、しっかりと使い分けることが重要です。

 

プライマーとは

プライマー塗装というと耳にしたことがある人も多いでしょう。プライマーは、近年多くの外壁材に使用されている金属サイディングに使用されています。

 

使い方はフィラーと同じですが、金属サイディングには注意が必要です。金属サイディングは経年劣化によってサビが生じやすくなりますが、プライマー本体にはサビを落とす効果はないため、下塗り作業の前にサビを取り除く必要があります。

 

なぜ下塗りに注目が集まっているのか

外壁塗装に関しては下塗りの有無が話題になることが増加しています。その背景には、補修工事の際には下塗りを十分に行わない工事が見かけられるためです。

 

しかし、古くなった外壁塗装は凹凸が生じているため、その上から無理矢理に塗装すると美しい仕上がりにはならず、すぐにひび割れが起きてしまう可能性があります。補修工事をより美しく、確実に仕上げるためには下塗りの工程は省くようなことがあってはならないのです。

 

外壁塗装は安心の業者へ

外壁塗装にはいろいろな業者がおり、残念なことに粗雑な作業を行うケースもあるようです。

 

住まい全体の耐用年数を上げていくためには、安心できる業者へ依頼する必要があります。では、安心できる業者はどのように見つけられるでしょうか。

 

おすすめできる方法は「見積書の取得」です。見積書は金額を見るために取得することが多いですが、それだけに使うのではなく、業者の雰囲気や話し方などをしっかりとチェックするためにも活用できます。疑問に思う点は下塗りも含めて質問し、優良業者を確実に見つけましょう。

 

費用で選ばないこと

外壁塗装では格安の見積もりを提案してくるケースがありますが、価格だけをアピールしてくる業者はおすすめできません。

 

安さではなく、工程の品質で選ばなければ、塗装全体が失敗してしまうおそれがあるため避けましょう。

 

まとめ

この記事では、外壁塗装の下塗りの大切さについて、工程の流れにも触れながら詳しく解説しました。

 

外壁塗装の下塗りは、建物の美観や耐久性に大きな影響を与えます。適切な下塗り工程を行ってくれる業者を見つけるためにも、まずは見積もりを取得してみることがおすすめです。まずはお気軽に、見積もりについて尋ねてみてください。

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